一機の正体不明の飛行機

53年後に帰還した爆撃機

2001年12月23日午前0時過ぎ、グリーンランドのトゥーレ空軍基地の管制本部は、一機の正体不明の飛行機がこの基地に向かっていることに気づいた。
レーダー管制官が「未確認機接近!緊急配備願います!」と、本部に緊急連絡。
外はものすごい雪が吹き荒れ、気温もマイナス52度、瞬間最大風速56キロという大変な悪天候である。
しかし一時間後、未確認機は突然スクリーンから姿を消したのである。

夜明け前、ようやく吹雪も弱まったころ、捜索隊が出された。
そして約二時間後、問題の未確認機は発見された。

場所はトゥーレ空軍基地から直線距離で約12海里の地点。
氷河の上に胴体着陸をしていた。
未確認機の正体はアメリカ空軍ボーイングB50-Dスーパーフォートレス爆撃機・キングバード50だった。

そして乗組員は全員死亡していた。
全員老化してなく若いままで、当時の到着予定時刻を2時間オーバーしていただけで。

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