長女は2歳とか3歳くらいのちっちゃい頃までなんか色々見えてたっぽい。
突然家の中を見えない何かを追いかけて走ったり、仏間で何かと話してたり・・・。
でもわりと家族全員オカルト好きだったので『何見えてるのかな?』ってのほほん見守ってた。
ただ一番全員が驚かされたのは、私が次女を妊娠中にまだ生まれてもいない次女と交流してたこと。
妊娠が発覚するちょっと前からよく部屋で絵本を音読したり、ラジカセ回して歌を歌って友達と遊ぶみたいに遊んでた。
「何してるの?」って聞いたら「じじちゃん(故人、たぶん曽祖父)に女の子と遊んであげてって言われたから一緒に遊んでる?」って答えて不思議に思ってたら妊娠が判明。
後に女の子とわかって、『もしや長女はお腹の子と遊んでる?生まれる前から姉妹仲良しっていいよね』って家族で楽しんでた。
そんなある日、長女はいつも通り遊んでたら急にダダッと玄関へと猛ダッシュ。
次の瞬間、バンッて玄関ドアが勝手に開いて大人全員がビックリしてたら、長女はのんきに「バイバーイ」って開いたドアに手を振ってた。
何が起きたのか聞いたら「次女ちゃんがねえ、もう行かなくっちゃって?」と、にこにこ答えたところで私に陣痛がやってきた。
それから無事に次女は産まれてきてある程度大きくなった頃、胎児期の記憶とかが話題になった。
興味本位で次女に聞いてみたら「知らないおじいちゃんにね、どこのお家行きたい?っていろんなお家連れてってもらった」
「今のお家だけは遊んでくれるお姉ちゃんがいたからここがいいって決めた」
「お姉ちゃんといっぱい絵本読んで楽しかったよー」
長女と遊んだ下りなんて長女のあの頃と一致する部分が多くてもう本当に驚かされた。
次女が産まれる前に行き先のマッチングなんてものをやってきてたのもびっくりだけど、それが見えて対応してた長女もすごいと思った。