死ぬ予感

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

私は自分の事で一番怖いと思うのは、もう2、3日で死んでしまう人がわかる事。

バイト先のお役所で、文具やらの取り扱い業者さんがエレベーターを待っていて離れていたんだけど、ふとお互いに気付いて会釈して挨拶をした時。
その人の体全体や周りがが真っ黒に見えて不思議に思ってた。
次の週、その人が急に病気で亡くなったと聞いて驚いた。

もう何年も前、上野の美術館に妹と出掛けた時に急に動物園のパンダを見たくなった。
妹を誘ったが他でお茶して時間潰すといわれ、私一人でパンダだけを見に行った。

その時はまだ確か檻の外かなんかに居て鎖につながれて座っていたパンダ。
そのパンダは真っ黒いモヤみたいな物に包まれていて何だか凄く怖くて、目の前のパンダからは「絶望」しか感じられなかった。

あんまり可哀想で『休ませてあげればいいのに・・・』と悲しくなった。

待っていた妹にパンダの様子がおかしい、死ぬかもしれないと話したけど信じてくれなくて、家に帰って旦那や子供や友人に話しても誰も信じなかった。

だけど次の日ニュースでパンダが体調が悪いらしいと言っていて、その翌日上野のパンダが死んだとニュースで大騒ぎになった。
私の周りの人は飛び上がって驚いていた・・・。

もうすぐ死ぬ人がわかるなんて嫌で嫌でたまらない。
少しずつそういう物が見える心のドアを閉ざす事を学んできたので、最近は落ち着いているんだけど、この前自分の全身から白い湯気みたいな物がフワフワと出ていた。
上に登って行くのを見てしまって何度も何度も目を閉じて確かめたけど出ていた。

これってどういう意味だろう?と不安です。

自分の事は黒くは見えた事はまだありません。

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