夢を操るお兄さん

カテゴリー「不思議体験」

1ヵ月程前、自分が体験した話です。

その日、とにかく嫌な夢をみて朝うなされるように起きました。
体中にカマキリがまとわりついて、必死に払いのけようとする内容でした。

なんとなく気になりつつも会社に出勤すると、事務所に入ってすぐの窓に、でっかいカマキリがひっついてました。

オッ!

なんとなく予知夢だ、などと会社の同僚に話したりしてました。

その日の夜、4、5人で飲みにいったんですけど、そこは室内にあるビアガーデンで、トイレが小のほうが10ぐらい大が5ぐらいあったと思います(男性用)。
そこでおしっこをしていると、35才ぐらいの痩せてて金髪のわりかし2枚目の兄さんが、小さい方に用をたしにやってきました。
そのトイレ内は僕とその人だけになりました。
大のほうも全部扉が開いてて誰もいません。

その時、誰もいない大のトイレのほうから、ワン!ワンワン!と犬の鳴き声が3回はっきりと聞こえてきました。

僕は用をたしながらも、見える範囲で犬らしき鳴き声のする方をみて探そうとしてキョロキョロしていると、金髪の兄さんが僕に用をたしながら、「あっ聞こえました?心配ないです。私の方ですから」と話しかけてきました。

僕は少し恐くなりつつも、どっかに犬がいるんじゃないか?と半信半疑で、大の方をうかがいながらも手を洗いに行くと、そのお兄さんがまた声をかけてきました。

「お兄さんはこっちでしょ」

そういいながら2つある手洗い場のひとつをあごでさしながら出ていきました。
そこで僕が手を洗おうとすると、中にカマキリがいるんです。

トイレを出てそのお兄さんを探すと、そんなに悪意のない笑顔で僕を見ながらほほえんでました。
僕もなんとなくニコニコするしかなかったです。

偶然だと思いますがほんのり不思議でした。

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