一緒に遊びに行かなくてよかった

カテゴリー「不思議体験」

小学生のころ挨拶を交わす程度の仲だった子が農業用水路で溺れた事件がありました。
その直後から三日続けて夢をみたんだ。

初日、夢の中で目覚めてトイレに行く途中、夜中なのに玄関のガラスからすける外は明るくて、近所のおばさんらしき人物の影が「○○ちゃんかわいそうなことしたわね・・・」みたいな話をしていて、その傍に黄色い長靴をはいた子供がみている。
初日の夢はそこで終わった。

二日目、夢のなかで目覚めてまた玄関にいくと、扉が開いていて亡くなったはずの子が「○○僕の名ザリガニとりに行こうよ~」と誘いにきたが「まだ夜だからダメ」と断った。

三日目今度は玄関が空いているどころか、私は半分外に出そうになっており彼がまた「今日はいくよね?」などと手をにぎり外へ連れて行こうと引っ張る・・・。

その子が死んでいることは理解していたので「ヤダヤダヤダ」と争っているところ「○○僕の名!夜中になにしてるの」という母の声で夢からさめた。

夜中二時すぎだった。
当然母はそのことを知らなかったので夢の中ということでかたずけた。

それから何事もなく二十年私はまだ生きているが、あの時一緒に遊びに行ったらどうなっていたんだろう。

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