小学校の時給食の食器でギザギザの小さいフォークの付いたスプーンがあった。
テレビでスプーン曲げをやっていたので、みんなでそれらしく挑戦してみた。
しかし何も反応せず、腹が立ったのかクラスの男子が力任せにやろうとしたけど全く曲がらなかった。
今思えば両手でやればすぐ曲がりそうだけど、みんなダメだったのはほんの少し不思議。
それからスプーン曲げ熱は急速に鎮火していった。
ちなみにそのテレビでは壊れた時計を直すのだ!というパフォーマンスもやっていて、家庭にある動かなくなった時計にパワーを送って直しますとのこと。
うちにも放置している時計があったので、CM後にやるからテレビの前に置けと言うからワクワクして置いた。
そしたらCM中に動いて直った。
番組は進行し、そのパフォーマーがうやうやしく手かざしみたいなのをして、だめな人は角度を変えろとかテレビの上に置けとか喋っていて虚しかった。
母はコレ、インチキだよと言った。
次の日学校で、嬉々として「昨日の超能力で腕時計が直った!」というクラスメイトが一人いてみんなから嘘ツキだと言われていてほっとした。