自分では覚えて無いんだけど、母から聞いた話。
毎年盆正月は父の実家に帰って祖母や叔父一家と過ごすのが恒例だった。
当時2歳だか3歳だかの自分は家族で居間にいて、祖母と並んでテレビを見てた。
そのときテレビに当時の天皇陛下が崩御されたというニュースが流れたんだと言う。
そう言ったのが自分だけなら子供の言うことだし、誰も相手にせず、滅多なことを言うな!と怒られて終わりだと思う。
けれど自分と一緒にテレビを見てた祖母もそのニュースは確かに流れたという。
そもそも当時の自分はあまりに幼く、天皇陛下のことなんてわかるわけがなく、ただ偉い人が~としか言わなかったそうだ。
天皇陛下崩御だと語ったのは祖母の方だったらしい。
祖母といっても当時まだ若く現役で働いており、全く呆けてなど無い人だったから家族皆驚いたそうだ。
だけどもちろんそんなニュースは流れていないし、自分と祖母のほかには誰も見ても聞いてもいなくて、内容が内容だけに、そのことにはもう触れないでおこうとなった。
昭和64年、正月のことだったそうだ。
自分のこととはいえ、記憶に無い聞いた話なので正月の具体的にいつの日かは不明です。
当時の報道のされ方がどのような形だったのかも自分にはわかりません。
つけてた局もN○Kだったとかそうじゃないとか。
田舎なのでそんなに局は多くないと思いますが、かなりあやふやです。
テロップではなく映像でお姿が一瞬うつったと言っていたそうですが、祖母は故人で確かめようがありません。
父の実家も親類も高貴な方々とは何の縁もない一般市民ですのでお知らせ?が来るとは考えにくいです・・・。