
怖くはないので、とりあえずここに。
昔、親と喧嘩したんです。
元から仲が悪く、よく喧嘩していたのですが、親の言葉に腹がたち、出て行け、という言葉に従って家出をしました。
私は知り合いの友達の家を渡り歩いて、一ヶ月ほど経った時でした。
普段は週に一回(水曜日くらい、親のいない日)に家に帰り、着替えを整理したりしていたのですが、その日は日曜日でした。
いつもの通り、友達の家でゴロゴロしていたのですが、何度寝ようとしても目が覚めます。
なぜか家に帰らなきゃいけない気がするのです。
なんでだろう?
日曜日に帰ったら親と鉢合わせするし・・・と、思い寝転がるのですが、なぜか数分でまた目が覚めて同じ感覚に襲われるのです。
その時に、ふっと思い出したのは、そういえば今日は親が会社の慰安旅行に行くと言っていた気がする、ということでした。
洗濯したいのもあったし、ちょっとだけ帰ろうと友達の家を出て家に向かうと、案の定誰もいませんでした。
私は簡単にシャワーを浴びて洗濯を済ませると、また、友達の家に戻ろうと玄関まで行きました。
しかし、なぜかこの時に家出する直前に買ったCDを思い出したのです、なぜか。
玄関まで行ったのにです。
一回くらい聞いてから行ってもいいよね、と思いラジカセのところへ行き、再生ボタンを押してみたのですが、なぜか音が鳴らないんです。
あれ?と思い電源ボタンを押してみると反応がなく、ああ、コンセントが抜けたんだ、と思いコンセントをたぐると、なぜか途中で焼ききれたコンセントが・・・。
あれ??と思いよく見てみると
ラジカセの上は少し溶けていて、CDの蓋は開かない状態。
何が起きているのか分からず、周囲を見回してみると、そこには既に焼け焦げているカーテンと、倒れたアイロンが置いてあったのです。
火事寸前の出来事でした。
結局この事件から親が折れ、仲直りして家に戻りました。
家に帰ったらCDラジカセは新品になっていました。
これが虫の知らせというやつだと思います。
なぜか帰らないといけないという不安、玄関まで行ったのになぜか思い出したCD。
幽霊などの怖い話ではないですが、私が実際に体験した不思議話でした。