地下の会議室で何かが起こっている

AV仕様の最強媚薬・エロティカセブン

媚薬・エロティカセブン

とある、半民間半役所的な場所でアルバイトをしていた頃の話。

当時俺は福祉系の大学に通い、卒業後の就職のためのコネ作りにそこでバイトをしていた。

同じような立ち位置でバイト歴が一番長いAちゃん、同じく福祉系専門学校に通うB君。
結婚を控えて前職をやめ、期間限定でのバイトをしているCさんの四人で隣り合った二つの課の仕事を手伝っていた。

そこは食堂が無く、お昼は原則として二階の会議室で食べることになっていたんだが、ある日、午前中の会議が長引いて二階会議室が使えなかったので、地下の会議室で食べることになった。

地下に会議室があるのは知っていたが、滅多に使われることはなく、俺たちもその日初めて足を踏み入れた。

地下への階段を降りるときから、Cさんはちょっと様子がおかしかった。

Cさんはいつもニコニコしているタイプで、怒ったり機嫌を損ねている場面を一度も見たことが無いので珍しいな、と思い、具合が悪いのか、と思っていた。

食堂について食べ始めようとすると、突然Cさんが立ち上がり「ここちょっと空気悪くない?今日は外で食べない?」と言い出した。

運悪くその日は雨だったこともあり、誰も賛同者がおらず、Cさんは一人で階段をあがっていった。

三人で飯を食っていたら、今度はAちゃんが「なんか、ここ気持ち悪い」と言い出した。

B君は「地下だから確かに圧迫感あるね」と言い俺も「天井低いからなあ」とフォローした。

実は、俺も実はちょっと気持ち悪くなっていたし、後からわかったけどB君もおかしな雰囲気を感じ取っていたらしい。

何となく三人とも無言で、上に早くあがりたいという気持ちもあって急いで飯を食っていたら、突然、Aさんの後ろ壁から「ドン!」と向こうから蹴られたか殴られたかのような音がした。

三人とも「え?」と顔を見合わせた。
さらに「ドン!ドン!」と蹴り飛ばすような、もしくは、何かで殴るような音が続いた。

「ここ、地下だろ!!」と怒鳴りつけて、B君が荷物を抱えて逃げたのを合図に俺とAさんも急いで上に逃げた。

社員さんに確認したところ、二階の会議室があいたからもういいよ、といわれて二階の会議室で改めて飯を再開したが俺たち三人は食欲が湧かなかった。

B君がふと思いついて「Aさんの後ろっのあの壁って、こっちの方向だよな」と指をさした。

廊下にでてその方向にある窓を開けると、隣接しているのは裏の寺の墓だった。
Aさんが「ここ、隣の寺の土地を譲ってもらってたてたって聞いたけど・・・・・・もしかしてお墓だったんじゃないの」と言った時は背筋が凍った。

B君が冗談っぽく死体が壁でも蹴ってたりして」と言ったが正直笑えなかった。

ちなみにCさんは霊でも見えたのかと思ったら「何となく怖くて逃げただけ」と言っていた。

その後、話が通じやすい若い社員さんに確認したところ、寺の土地を譲ってもらったのは事実だが、この建物がたっていたところはお墓ではなく、お墓と隣接した修行場のようなところらしい。

後から冷静に考えると、墓といっても既に骨になっているわけだから、ゾンビみたいに動けるわけもなく。

死体が壁を蹴るなんてことはありえない。

そもそも地下なんだから、色んな設備(ガス・水道とか)の管なんかも通っていて、そういうのの音だった可能性の方が高い。

実際に音の正体を確認したわけではないので正解はわからないけどな。

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