来迎寺にある霊の痕跡

カテゴリー「怪奇スポット」

大阪府守口市にある浄土宗の寺『来迎寺(らいこうじ)』には世にも珍しい幽霊の足跡といわれるものがある。

女性セブン取材班が、寺を訪ねると畳一畳ほどの座具にやや内また気味の小さな足跡が!
白く浮き立ち、どこかはかなげで、見ていると幽霊の姿が浮かんでくるようである。

これは今から270年前、35代目の住職、慈天上人が夕方のお勤めをしていた時に、現れた女の幽霊が残していったものだと55代目住職、白川雅宏さんは言う。

白川雅宏:「江戸の小網町に住んでいた大工の妻“お石”と名乗る女性は、遊び好きで家に寄りつかない夫に困っていました。病床に伏せっていた時も夫を待ちわび、ついぞや臨終の床に伏せてしまった。それゆえ、この世に未練を残しさまよっていた。そして、“生前、この寺の天筆如来様とご縁を頂き、ここまで来たので回向(死者の冥福を祈ること)をたまわりたい”とお上人に頼んできた。お上人は、あわてもせず座具をひいて念仏回向されました。お石は“今、お上人のご回向により迷いは覚め、仏さまのもとに参ります。私の足跡を残していきます”と言い、その姿を消したといわれています」

※女性セブン2015年5月14・21日号

https://www.news-postseven.com/archives/20150507_320544.html

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