荒川の河川敷に設けられた秋ヶ瀬公園は、様々なスポーツや、また人々の憩いの場として楽しまれている。
公園の敷地は広大で、一通り廻るのにもちょっとした時間を費やしてしまう。
そんな広大で人々に親しまれている秋ヶ瀬公園には、ここ近年になりちょっとした奇妙な噂が聞かれる。
夜な夜な赤子の泣き声が聞かれたり、雑木林のなかで首のない霊が彷徨ったりと多種多様である。
この噂は、どうもこの公園で起きた事件などが関連しているようだ。
公園内には外灯はなく、深夜になれば“真っ暗”になってしまう公園では様々な事件が起きたという話だ。
それらの“浮かばれない霊”たちが、様々なかたちで現れているのだと人々に噂されている。