人から聞いたグロ話。
その人は大型トラックの長距離運転手をしていて、本人曰くかなりのベテランだったらしい。
そんな彼だが、バック駐車をする時は気を使ったんだって。
距離感が掴みにくいし、後ろがよく見えないからね。
で、ある日バック駐車をしていたら、「トスン」って軽い衝撃があった。
大型の扱いには慣れている運ちゃん達とは云えど、やっぱり時々ぶつけちゃう事があるから、彼は「あちゃーぶつけちまったなあ」と軽く思って、後ろに様子を見に行ったんだ。
そしたらトラックと壁の間に人が挟まってた・・・。
辺りはまさに血の海。
その血の海からは湯気が立ってたそうな。
「人一人殺してしまった実感なんてない。機械てえのは怖いもんだ」
そう締めくくったおじさん。
今は何をしてるんだろうか・・・。