去年だったかテレビで観た本物のドキュメンタリー番組。
インドの奥の貧しい村では近くに良い水源がなく、ヘドロみたいな汚い沼の溜まり水を飲んでいたので、毎年たくさんの幼児が赤痢とかの病気で亡くなっていた。
そこへ日本の援助が行われる事になって、水源まで深い深い井戸が掘られ、村人は清潔な水がいつでも飲めるようになって大喜び。
そして10年後・・・。
その村の人々が原因不明の内臓疾患で次々に亡くなったり、体中にひどいデキモノがたくさんできたりする病人だらけになってしまい、WHOだったかみたいな国連機関が原因の調査にあたった。
すると、地下深い水源のあたりの地層は、砒素が多量に含まれている独特の地質でできており、井戸水には長い間にその砒素が少しづつ溶け出してしまって、村人は全員が砒素中毒に侵されてしまっていた・・・。