心臓に届く感覚が分る

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

前にとある内蔵疾患で入院した時、あまりの痛さを訴えたらモルヒネうたれた。
その時見た幻覚は半端じゃなかった。

まず、腕の点滴からモルヒネが鎖骨あたりの血管を伝って心臓に届く感覚が分る。
その後、心臓から動脈を介し体中に冷たい感覚が伝わっていく。
そのあたりから痛みが収まり、平和な気分になる。
その後、この病院は前にいたことがあるというデジャブに襲われ、布団の模様が女の人に変わっていく。

その現れた彼女が「君は1年以内に死ぬよ」という。
「でも助かる道もある。私はあなたの出会うべき人。でもこの病気にかかったのはあなたのせい。あなたを助けられるけど、助けるとあなたとは2度とあえない。」と言われた。

でも死ぬのはやだから「会えなくていいから助けて」というと「じゃあ」といい、肛門から色んな光りが出て行くのが見えた。

完全に目が醒めてる時の出来事。
だって昼間の3時頃。
その女性と話してる声も(自分の声だけだけど)廻りの患者に聞かれてるし。
その後、母に電話し「これって死ぬ病気なの?」と聞き、慌てて飛んで来た母は「何があったの?」と聞かれる始末。

どこまでが現実でどこまでが幻覚か今でもわからない。
でも、薬って怖いぞ・・・。

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