こんにちは。
今回は怖いというかよくわからない、理解できなかったお話です。
今回は何年か前のお話。
その時自分は仕事の関係で朝早く出勤して、夜遅く帰ってくるっていう生活をしていました。
その帰り道の話、夏も終わり涼しくなってきた頃。
長い勤務が終わって急いでいつもの通勤に使う道を運転して帰っていました。
日が変わりそうな時間、結構田舎で、両側に田んぼが広がるような道路を対向車もなく自分だけが走っている状態。
ふと、車のライトで認識できるものが左側の道路の歩道部分に目に入りました。
それは白い服を着た人・・・。
内心こんな夜遅くに散歩してる人とか珍しいな、とか思ってました。
しかし、その人に近づくにつれて格好の異様さに気づきました。
骨と皮しかないくらいヒョロヒョロで細い人で、肌が一切出ていないお遍路さんとかが着てる修行着(?)みたいな白装束と、布をくくって作ったような帽子と肘や膝の関節部分には白い布がくくりつけてあり白いリボンのように見えました。
顔は帽子と顔に布があり(頭巾?なのかな)その間の細い隙間から周りを見ているようでした。
背中には縄がかけてある箱のようなものを背負っていました。
周りが田んぼで車のヘッドライトぐらいしか光がない状態で、その人物は異様なものがありました。
次の日も、帰りが遅くなり、いつものように家に急いでいました。
昨日見たあの白い修行着の人物がいた場所に近づいて来ましたが、その人はいなく、昨日たまたまいた人なんだろうなと、解釈し家に急ぎました。
それもつかの間、少し先の数少ない街灯の下でその人は立ち止まっていました!
格好も昨日見たまま、顔は相変わらず帽子と布の間から少しだけ見える目だけで、どんな表情をしてるのかはわからない。
もしかしてホームレスの人かとも思いましたが、来ているものが汚れている様子はなく、何かの儀式なんかを見てしまったのかと思い、今もまだ消化できていない出来事です。
どこかにも、白装束のようなものを着て顔を隠し、深夜に歩くという風習があるのでしょうか?
丑の刻参りのようなものですかね?
本当によくわからない出来事でした。