1986年4月26日、旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所で、原子炉の一つが暴走し、爆発するという事故が起こった。
原発史上最悪の事故として世界中が報道した事件である。
この事故により大量の放射能が放出され、30人以上の死者が出た。
放射能はヨーロッパ各地で計測された他、5月上旬にはほぼ北半球の全域で計測されるほどの大量なものであった。
その原発事故からしばらく経った時、発電所の近くで、大量の放射能を浴びて巨大化したニワトリが発見された。
このニワトリの大きさは大人の男性と同じかそれ以上の身長があり、体重も100kg以上あるという。
発電所近くの農家で飼われていたものだと思われるが、放射能のためか、全身の羽は抜け落ちていた。
クチバシと目が異様に巨大化し、足の部分も肥大していた。
捕獲後は研究所に送られたということであるが、研究所に送られてからもまだ成長を続けた。