15年前の話。
とある別荘に友達5人と夜中遊んでたら風がビュッて感じで吹いたと同時にガラス窓を突き破って40くらいのおばさんが転げて入って来た。
最初、なにが起きたか皆固まって血だらけのおばさんを見てるだけだったけど、その別荘の持ち主の伯父さんが「おばさんに大丈夫ですか?」って声をかけた。
何も答えなかったので僕の友達がタオルを差し出すと、「助けて!」とおばさんが叫んだ。
すると伯父さんが「どうしましたか!?」って声をかけると無言で目をつぶり、友達が「どこか痛いんですか?」って聞くと、「あ足が足があああ・・・・・・」と、なんかコントみたいな展開。
精神障害の方で・・・その別荘の2階のベランダに縄をかけ自殺しようとしたが縄が切れ、その勢いで1階の窓を突き破ってきたのでした。
おばさんはあの世は若い天使(子供時代の我々)達ばかりで、伯父さんみたいな不細工な老人は下僕ぐらいだろうと思ってたらしいです。
で、そのおばさんは我々が帰った後すぐに同じ場所で自殺を成功させたそうです。