道連れにしてやる

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

うそのような話だし、スレチのような気もしますが個人的には復讐に値すると思うので書き込みます。
フェイク込みで矛盾しているところもありますが、見逃してください。

私は小さいころ、父の仕事の関係で外国を転々をしていた。
高校生のときはアメリカに住んでいたんですが、同級生にIカップもある子がいた。

その子(以下A)は、それが原因で苛められたこともあり、コンプレックスだと言っていた。
私はまた父の仕事の関係で日本に戻り、日本で大学生になったんだけど、夏休みを利用して高校の友達達に会いに行った。

久々に会ったAはIカップからBカップになっていた。
A曰く、整形手術をしたらしい。

他の友人も交えてお茶をしていたんだけど、他の友達Bから「最近胸にしこりがあって、病院にいったら乳ガンだと診断された。まだ詳しいことは分からないが、手術するかもしれない。切除することになったらどうしよう」と相談された。

みんなで一生懸命慰めていたんだけど、Aだけが「切除なんてうらやましい!どうしたら乳がんになれるの!?」と言った。

みんなが引いてるのにも気づかないで「ケチつけないで教えてよ!こんな若いのに乳ガンになるなんて何か悪いことしたんでしょ!私もすれば乳がんになれるかもしれない!」とさらに続けていった。

周りも私もサイテーだ、と罵ったがAはきょとんとしていた。

Bは愕然として固まっていたが、発狂したように泣き叫んでた。
殺してやる、死ねって言うのを何度も繰り返して、失神して病院に運ばれた。

Bが入院している間に、日本に帰らなくちゃいけなくて帰ったんだが、数年後Bががんが再発して亡くなったと聞いた。

それから、アメリカの友人とは疎遠になっていったんだけど、ある日SNSで友人と再会した。

なんでもAが末期がんで苦しんでいるらしい。

Aは死ぬ前に「あいつ(B)も道連れにしてやる」と言っていたらしい。

私としては、Bがあの世で復讐をしたんだと思っています。

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