人間を殺そうとも無関心

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

俺の実体験。

インドのど田舎で仕事してた時の話。
室内で仕事をしてたら外から数発の銃声が聞こえてきた。

それらが止んでから、しばらくして見に行くと血を流す男性。
一目見るだけで死体だと分かる状態だった。

地元の警察の調査の結果、病死と判明した。

地元の人に話聞くと、死んだ男性には10歳くらいの娘さんがいたんだけど、その娘が地元の青年数人に暴行されて重傷を負わされた。

それで父親は暴行犯の青年の親に抗議しに行った。
でも、父親と暴行された娘は、昔の日本でいうエタ・ヒニンポジション(士農工商のさらに下に位置)らしくて「エタヒニンのくせに一般市民様に文句付けるとは生意気だぞ!」って事で殺された。

警察も行政も「昔からの決まり」>「法律」ってスタンスだから、差別層の人間を殺そうと暴行しようと無関心。

一応言っとくと、インド政府はそういうのを法律で禁止してるし、都会では普通に警察が出てくるしな。

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