小さい頃、近所に崖近くの空き地でよく一人で遊んでたんだよね。
で、まあ一人でビーダマン持って空き缶打ってたら、知らん間に後ろに優しそうなおばさんがいたんだよ。
俺がおばさんに気付くと笑顔で俺に「いいもん見せるからこっちおいで」って言ってたからさ、馬鹿な俺はついつい行っちゃったんだよ。
崖の所に麻袋みたいのあってさ、おばさんが広げたら大量に○の死骸が入ってた。
間近で見ちゃったからさ、臭いと気持ち悪さで崖に向かって吐き気催してたらさ、急にドンって押されて崖から落とされたんだよね。
まあ砂利の崖みたいだったからさ、ゴロゴロ転がって途中の枯木に引っ掛かったから良かったけど、一歩間違えたら死んでたと思うと怖かったよ。
必死でゆっくり降りて自宅にダッシュで帰って親に言ったけど、子供の説明だし要領得らなかったのが、おばさんは結局捕まら無かったよ。
自分的には洒落怖だった話。