小さい頃に体験したんだがアパートの二階に住んでいた。
ある日夜中に、ふとトイレに行こうと目を覚ましたんだ。
トイレで座って用を足してたんだ。
夜だからドアを開けっ放しにして、ふと視界に何か見えたんだ。
そしてドアの方を見たら、白い手袋のような手が見えた。
その瞬間、全力でベッドにダイビングして目を瞑って早く寝ようと繰り返してたんだ。
案の定眠れるわけもなく震えてたんだ。
すると、どこからか「ドンッ、ドンッ」って何かを叩いてるような音がしたんだ。
そのときは、何故か確認したくなったんだ。
そして音がする方見ると窓があって外側から髪の長い女が手に血をつけて窓を叩いてたんだ。
これみて小さかった俺は見事に気絶してしまった。
そして次の日の朝、窓を見ると血は無かったが、叩いたあとが沢山あった。
あの女の正体は未だにわからない。