妄想が強すぎる女

先々月うちに知らない女性がきた。

インターホン越しに対応していたんだけど、何を言いたいのかわからないが、旦那の知り合いだというのはわかった。
5分くらいして女性は帰っていった。

しばらくして旦那が息を切らして帰ってきて「髪が肩くらいまでで、背格好がお前と同じような女が来なかったか!?」と。
来たことを伝えると、慌てて上司や後輩に電話して「ついに家に来た!」と大騒ぎ。

話を聞くと、この女性は旦那に好意を持っているらしい。
結婚していることや浮気をする気はないことを伝えても、「奥さんが怖くて言い出せないだけね。私が何とかしてあげる」と言って、旦那の話を聞かないみたい。

女性は1回来ただけで1週間ほどは静かな日々が続いたんだけど、ある日手紙が届いた。
相手はあの女性から。

「自分がどれだけ旦那を愛しているか、あんたより自分のほうが旦那に合っている、だから別れてほしい。旦那を苦しめないでほしい。もしこれ以上旦那を苦しめるなら、自分があんたを殺して旦那を幸せにする」

・・・という内容。
すぐに手紙をスキャナで取り込んで、旦那の会社メアドに送信。
これを見た旦那と上司は私にまで被害がくると思い人事に相談、女性は県外へ異動になった。

そして先月末、家に簡易書留が届いたので玄関を開けると、あの女性が立ってた。
私もインターホンのモニターでちゃんと見ればよかったんだけど、簡易書留だからと安心してしまってた。
ビックリしてドアを閉めようとしたけど、女性が玄関の中に入るほうが早かった。

私は恐怖で家の中に逃げようとしたけど、玄関で女に捕まった。
凄い形相で「お前が居るから私は幸せになれない!死ね!死ねーーーー!!」と叫びながら私の首を両手で締め付けてきた。

これから先は記憶がほとんどないだけど、女の叫び声を聞いて隣の住人が110番。
すぐに警察が駆けつけてきて女を取り押さえてくれたらしい。

私は意識がなく、すぐに病院へ。
目が覚めたら病院のベッドの上で、泣きじゃくる旦那と「良かったー!」と叫ぶ上司がいた。

あとから女性の弁護士が来て、女性には幼少時代の家庭内問題から妄想癖や激しい思い込みがあるらしい。

旦那に好意を抱いたのは、女性のミスをカバーしたことからという単純なものだった。
「この人は私のことが好きなんだ」と思い込み、妄想の中で自分と旦那の関係を築き上げていき、それが現実か妄想の世界かわからなくなってしまっていたみたい。

退院直前に女性の両親が来て土下座して謝ってた。
こうなったのは自分達のせいだということ、女性は病院に入ったこと、自分達が死ぬまで女性の面倒を見ること、もう私たちに関わらないことを約束してくれた。

今は首のあざも消えてきたけど、まだ外に出るのが怖い。

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