泥された話を一つ。
オカルトが入っているので、オカ板にしようと思いましたが、泥ママの話なのでこちらに。
ウチの家の和室には鎧武者が描かれた掛け軸がある。
実はこれ、祖母の祖母の頃からある曰く付きの掛け軸。
一度祖母の家が全焼したにもかかわらず、その掛け軸だけが無事だったりと色々とオカルトなことを発生させている。
だけど、件の掛け軸は、我が一族というと大げさだが、今まで家族を見守ってきた守り神的な掛け軸だ。
ある日、家に空き巣が入り、宝石類と件の掛け軸が盗まれた。
和室にあるガラスにガムテープを貼ってガラスを割って家に侵入した模様。
自分としては、盗まれた宝石よりも、掛け軸を盗んだことによって泥にどんな災いが起こるのか本気で心配していた。
それから一週間たった位に、男性が家から盗まれた宝石と掛け軸を持って家にやってきた。
その男性は近所に住むあまり言いうわさを聞かないママさんの夫だった。
あれ?泥した奥さんは?と聞いてみると、泥夫が言うには、掛け軸を盗んだ日から、毎晩鎧武者に切りコロされる夢を家族全員が見ている。
さらに盗んだ泥ママだけ、起きると首筋に赤い筋みたいな痣ができているとのこと。
最終的には血が滲むレベルにまでなったとか。
毎晩見る夢+首の痣でおかしくなって、病院送りになったみたい。
泥夫が泥ママに事情を何とか聞きだすと、もしかしたら盗みを働いたバチが当たったのではとgkbrしていたそうな。
こっちとしては、盗まれたものが全て無事に帰ってきたので、示談で済ますことにした。
泥夫の去り際に「病院送りで済んで良かったですね」と言ったら、凄い青い顔になって帰っていった。
今でもその掛け軸は我が家を守ってくれています。