宗教病院

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

病院関係の後味の悪い話。

前編。
ある病院の院長の紹介という触れ込みで入ってきた、看護師。
コネコネ人事で、トントン出世して看護部長になる。

看護部長には人事権があって、誰を看護師長に、誰をあの病棟に・・・という具合に、人事異動の全てをまかされている。
そして、その看護部長は自分のお友達をバンバン出世させ、気に入らない人はどんなに仕事が出来ても昇進させない。
みんな嫌気が差していたが、定年までわずかだったので我慢してきた。

しかし、定年退職直前に、自分が昇進させた仲良しの看護師長を看護部長に任命。
以降、退職後も自分の知り合いを優先的に昇進させるよう、後任の看護部長に指示。
それがわかり、看護師は続々退職。

後任の看護部長もいい加減にしてほしかったが、自分が昇進させてもらった恩があるのでいつまでたっても言い出せない。

何故前看護部長は、退職したあとまでゴチャゴチャ口出しするのか?
ある看護師が疑問に思い、色々と調べてみた。

すると、宗教の絡みがあったことが判明。
自分が昇進させた人間は、皆自分が入信している宗教の信者だった。
もちろん、退職後も宗教は辞めないので(というかさらに熱心になるので)自分が勤めていた病院のスタッフに宗教を広め、自分経由の信者を増やすことを目論む。
そして、宗教の世界でも良いポジションを狙っているらしい。

そんな無茶苦茶な人事をする病院に看護師が居つくはずもなく、どんどん退職。
その間、少ないスタッフで病院をまわすため、患者へのケアも当然手抜きに。

宗教の神様は、一番守られるべき患者を苦しめていったという後味のわる―いお話しでした。

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