首なしライダーになりかけた

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

都内から帰宅する途中に長い大きな橋があって、いつもは速度出して通過するんだけど、今日は疲れたからと普通の速度で帰ったわけ。

橋の半分を過ぎたあたりで暗闇の中、突然アゴに激痛が走り次の瞬間喉がミチミチと締められてきて、もうパニック。

たまらずフルブレーキかけてんだけど、スグに止まらない調整にしてたせいで静止するまで(2.3秒だけど体感10秒くらい)締められ続けて苦しかった。

やっと止まって状況確認すると、細い丈夫な糸が首に巻きついてて血の気が引いたよ。

○狼怪奇ファイルで首なしライダーってあったじゃん。
首の位置にピアノ線張ってバイカーの首チョンパする奴。

俺の場合両サイドの手すりに糸が張ってあったみたい。

速度出してて運良く顎に引っかかってなかったら最悪死んでたかもしれないと思うとほんのり怖かった。

後続が被害に合わないように糸緩めてから警察に通報したんだけど、現場近くで夜釣りする人が多くて釣り糸が手すりに引っかかったんじゃないかって推理してた。

こんなん気をつけようがねぇよ!!

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