聞いた話。
大学生の友達４人が車に乗って、遊びに出た時のこと。
都内から千葉方面に向かっていく途中に、結構大きな歩道橋があったんだと。
運転してた奴がなにげなく歩道橋を見たら・・・歩道橋の上からこっちを見てる奴がいる。
じぃーーーーっと、見てたらしい・・・。
変な奴だ・・・。
そう思いながらも目線を前に戻して、歩道橋をくぐろうとした瞬間・・・。
目の前にそいつが、「ヒュッ」と現れた！
運転手が「うわっ！！！！！！！！」って大きく叫んだから、みんなもソイツを見てしまった。
次の瞬間、ドンッ！！！！！！！！
車のフロントに衝撃が・・・。
皆もう「終わった・・・」と思ったらしい。
それから慌てて車を停めて降りたんだけど、轢いたはずの男がいない・・・。
おろおろしてると自分達の後ろを走ってた大型トラックのドライバーが不信に思って降りてきた。
へこんだフロントを見せて事情を話すと、とにかく携帯で警察を呼んでくれた。
その間、一緒に跳ねられた男を捜そうということになったが、結構な範囲探しても見つからない・・・。
そうこうする内に警察が来て事情を話していると、一人の警官が歩道橋から一本のロープが下がっているのを見つけた。
警官：「これは、なんだろう？」
警官がロープを手に取った瞬間・・「ハッ」と気づいた！！！！！！！！！！
警官：「トラックだ！！トラックの荷台！！！」
荷台を見ると、そこであの男が死んでいた・・・。
つまり、死に際になって最後に人を驚かそうと考えた馬鹿が、わざわざ道路ギリギリで首を吊るように長いロープで自殺。
車に跳ねられた勢いで振り子のように揚がった所に丁度トラックが来たと・・・。
迷惑な話。
