中学校3年間、高校3年間、日本人は英語を6年以上は勉強している。
大学でも英語教育を採用している学科は多いので、10年近く英語を勉強している人も珍しくないのだ。
しかし、日本人は英語を実用的に使えるか?答えはNo。
世界的に見て、こんなに英語を勉強して習得できない国民がいる国はない。
日本人は優秀とよく言われているがそれは嘘なんだろうか?
実は違う。
日本の教育というものは本来非常に優れていた。
しかし、英語に限らず、日本人が学問をできないようにした、あるきっかけがあったのだ。
時を遡ること1945年。
当時日本は第2次世界大戦でアメリカに敗北し、GHQの管理下に置かれた。
日本を詳しく分析したGHQは驚いた。
日本人の子どもを対象とした平均学力調査の結果が他国と比較して非常に高く、識字率も圧倒的に高かった。
米兵たちが来日して間もない頃から見下していた売春婦でさえ自分たちより圧倒的に早く暗算ができる数学力を持っていたのだった。
この現状に危機感を抱いたアメリカ。
傘下におさめようとしていた国がひとつ間違えれば自分たちを圧倒する知識と知能でいつか立場が逆転してしまうのではないか?・・・。
GHQの上層部はこう指示を出した。
「日本の教育を変えて、今後は天才が出ないように・・・」
そのコンセプトは下記のとおりだ。
第一に、白人の対する徹底的な劣等感を植え付けること。
第二に、アメリカは素晴らしい国だと信じ込ませること。
第三に、自分独自の意見を作らせないこと。
第四に、討論や議論を学ばないこと。
第五に、受身のパーソナリティを作ること。
第六に、一生懸命勤勉に仕事させること。
第七に、目立つ人の足を引っ張ること。
この内容はまさに現代の日本人のよくないところとして取り上げられるポイントである。
日本人の遠慮がちで自我のないと呼ばれるような人間性はこのような教育のたまものなのかもしれない。
我々日本人は、逃れることの出来ない教育に潜むGHQの策略に、知らず知らずのうちにはまっていたのだ。