ドラえもんの都市伝説。
漫画「ドラえもん」には「あやとりの世界」という話が収録されている。
この話は漫画とアニメ版でドラえもんのセリフが変えられている。
「あやとりの世界」のあらすじはこうだ。
あやとりが社会のあらゆる評価に使われているという設定のこの話。
のび太の特技があやとりだということから発想が生まれたのだと思うが設定が極端で、あやとりのプロレスがあったり、「あやとり党」なる政党があったりして「あやとり党が選挙で勝ったぞ」というセリフがあることから、政権を取るくらいまで巨大な政党になっているようだ。
問題はこの漫画のオチの部分でドラえもんがいうセリフ。
ドラえもん:「手がゴムマリだからできないんだよ!」
・・・とあやとりができないことを嘆く場面があるのだが、この最後のシーンが指のない人や拳を握ったまま開けない人への差別的なセリフだと批判が殺到してしまい問題となったそうだ。
なので、「あやとりの世界」のアニメ版のセリフは「猫型ロボットだから紐を見ると本能的にじゃれついてしまう」と変更されている。