誰もが一度は受けたことがある、お尻にシールをピタッと貼るぎょう虫検査。
実は2015年を最後にぎょう虫検査は廃止されてしまったそうだ。
政府の発表ではぎょう虫の感染率が全国民で1%以下になったから。
だそうだが、0でないのになぜ止めてしまったのか?と疑問をいだかざるを得ない。
実はぎょう虫検査が廃止された本当の理由は別にあった。
ぎょう虫検査が始まったのは1950年。
当時は寄生虫の感染率も高かったそうで、ぎょう虫に感染した子どもが何万人と治療をした。
やがて、ぎょう虫に感染している子どもはほとんどいなくなるのだが、その代わり増えた病気がある。
それはアレルギーやアトピーである。
ぎょう虫検査と反比例で増えるアレルギーやアトピー。
そして、世界各国を比較すると寄生虫検査が行われていない発展途上国などの地域ではアレルギーやアトピーが少ないこともわかっている。
そのことからある研究者が調査をおこなったところ大変な事実がわかった。
寄生虫に感染にしていることでアレルギーやアトピーにかかるリスクを大幅に低減できる。
さすがに政府として「みなさん寄生虫に感染しましょう」とはいえない。
そのため消極的な方法としてぎょう虫検査を廃止したのであった。