感じている演技の可能性?

カテゴリー「都市伝説」

ほとんどの人がワキや足の裏などを触れると「くすぐったい」と感じるだろう。
くすぐったさの程度は人によって異なる。

どんなにくすぐってもあまり反応しない人もいれば、肩を揉まれてもくすぐったい。足首を持たれただけでくすぐったい。などくすぐりに弱い人もいる。

人は身を守るために「痛覚」を持っている。
人の肌が何かに触れたとき、身体に害を与える刺激の場合に痛覚が働く。
頭を強く叩かれれば痛いと感じ、身を守ろうとする。
しかし頭をなでられると気持ちよかったり、くすぐったかったりする。

同じ頭への刺激だが、身を守らなくてはいけない刺激を「痛み」として脳が捉える。
他にも「かゆい」「しびれる」なども痛覚の働きである。

くすぐられると、脳は身を守るべき刺激なのか判断しようとし、脳は興奮状態になる。
しかし、すぐに身を守らなくてもいい刺激として判断し興奮を抑えようとする。
興奮と沈静が繰り返されるため、脳が混乱しくすぐったいという感覚になる。

どんな刺激がどの程度与えられるか分かっていると脳の混乱が起こらない。
だから自分でワキをくすぐっても、くすぐったいと感じることはない。

くすぐったいという感覚は神経が多く存在する部位を刺激することで起こる。
わき腹などをつつかれ、びくっとなってしまうのは、一瞬にして脳が興奮し沈静するためであり、その状態が繰り返されなかったことで「くすぐったい」という状態にならなかったものである。

【くすぐりに弱い人・くすぐりに強い人】
「くすぐり」に弱い強いというのは、刺激に対しての感度によって決まる。
感度が高ければ高いほど脳の混乱がひどくなり、人一倍くすぐったいと感じる。
感度が低ければ、脳の混乱はあまり起こらない。
赤ちゃんや子どもは敏感な肌を持っているから、ちょっとしたくすぐりで笑い出す。

くすぐったいと感じていたことが、経験を重ねることで「気持ちいい」に変わることがある。
ある程度経験を積んだ大人であれば理解できるだろう。

刺激を繰り返すことで、脳はどう処理すべきか学び、少しずつ「くすぐったい」と混乱しなくなる。
そして混乱している状態では処理できていなかった「快感」に気付くことができるようになる。
これが「くすぐったい」から「気持ちいい」に変わることになる。

くすぐったがりな人は、鋭い感度を持っている。
「気持ちいい」という感度も高い。
くすぐりに強い人は感度が低いため「気持ちいい」という感度も低い。
くすぐりに弱い人ほど感じやすく、くすぐりに強いほど感じにくい。

夜の営みで彼女や奥さんの「感じ方」に不自然さを感じたら、ワキの下をくすぐってみるといい。
くすぐったいと反応が返ってこなければ、感じている演技の可能性が高い。

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