太る原因は腸内の菌

カテゴリー「都市伝説」

人の腸内には100種類以上、100兆個以上の腸内細菌がいる。
腸内細菌にはデブ菌がいて、太るのはこのデブ菌にも原因がある。

クロストリジウム・ディフィシルという細菌の感染症がある。
抗菌薬の使用によりバランスが崩れた結果、下痢を起こしたり、毒素をつくる病気。
この感染症に、健康な人の糞便からの抽出物を使う方法が注目されている。

糞便の約半分は腸内細菌である。
健康な腸内細菌を移植することで、健全な細菌群を回復させることができる。
ヨーグルトなど乳酸菌が腸によいとされるのと同じである。

この治療法を受けたあと、急に短期間で肥満になる人が増加している。
肥満になった人に共通しているのは、肥満の人の糞便からの抽出物を使ったということ。

ある女性は、自分の娘の抽出物を移植する治療だった。
娘は肥満である以外は健康状態は良好。移植前の女性の体重は62kg、BMIは26。
16か月後は、体重77kg、BMIは33まで増加・・・。
移植後3年間、減量の努力、運動をしっかりしていたが、体重もBMIも減少することなく、肥満になってしまった。

アメリカのマウスを使った研究でも、正常体重マウスに、肥満マウスの糞便からの抽出物を移植すると脂肪量が増え肥満になることが確認されている。

また1日中食べ続けると腸内はデブ菌が占領するという報告もある。

カロリー計算された食事、しっかり運動して、ダイエットしても痩せないというのは腸内のデブ菌が多いせいかもしれない。

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