結婚にかかる費用と婚姻関係の期間に関する調査によると、婚約指輪が20万円以上だと5万円~20万円と比べて、離婚率が1.3倍高いことが分かった。
値段が低ければよいというわけではなく、5万円以下でも同じく離婚率が高くなっている。
調査の結果はまだあり、結婚式で210万円以上費やすと53万円~106万円の人たちと比べ離婚率が高くなる。
最近の婚約指輪の平均価格は約32万円。
結婚式の平均費用は300万~350万となっている。
婚約指輪なし、結婚式も挙げていないカップルも増えていることを考えると、離婚が増加しているというのもこの調査結果のとおりで納得がいく。
豪華な結婚式を夢見るカップルにはきつい話だが、離婚しないためには見栄を張らず妥当な金額がよいということなる。
ちなみに「婚約指輪は給料の3か月分」というのは1970年代デ・ビアス社のキャッチコピー。
婚約指輪に使われるダイヤモンドやプラチナやゴールドなどの相場がもとで、当時アメリカでのキャッチコピーでは「給料の1か月分」だった。
当時の為替が1ドル約300円。
現在の為替が1ドル約100円。
3分の1になっているので、今では日本でも「婚約指輪は給料の1か月分」ということになる。
平均年収が400万ということなので、最近の婚約指輪の平均価格約32万円とほぼ一致する。