黒い牛と白い牛

カテゴリー「都市伝説」

牛は本来、太陽神や月の女神の持ち物だとされ神聖な動物、豊穣のシンボルです。
ですが、黒い牛と白い牛にはこんな不思議な都市伝説が存在します。

【黒い牛】
怨み事がある場合は神社で丑の刻参りをすると、帰り道に大きな黒い牛が寝そべっている。
これを恐れずに乗り越えて帰ることが出来れば、相手は確実に呪われる。
尚、最後に牛が現れなかったり牛を乗り越えられなかった場合、丑の刻参りは失敗、呪いは自分に返って来るという。

【白い牛】
恋愛の願い事がある場合は神社でお参りした後、帰り道に白い牛が現れて、それを乗り越えると両思いor結婚出来るという。
だが、幸運の白い牛にも守らなくてはならない、恐ろしいルールがある。

嫁入り前のある女の話なんだが、家に帰る途中に白い牛にあったらしい。
しかし、この女には白い牛が出てくる事の意味がいまいち分かっていなかった。
そのため白い牛に会った時に、そのまま通り過ぎればいいものを「ありがとうございます」と言ってしまった。

すると、その女の魂は白い牛の魂と入れ替わってしまった。
この白い牛というのは、この女と全く同じ事をして魂を入れ替えさせられた女の化身だったのだ。

つまりこのお参りは、「人間に戻りたい」と強く思う白い牛の怨念が嫁入り前の女にさせたものであった。

神社に恋愛のお参りをした後は帰り道に気を付けて下さい。
白い牛が出てきても、気にせずそのまま通り過ぎてください。

もし喋りかけたり、声を出したりしたら・・・。

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