アブダクションとは、UFOが地球人を誘拐することを指す。
人体実験を行い、元の場所に返すとき体内に異物を埋めこむ事件も起こっている。
1961年、アメリカ在住のある夫婦がUFOに揃って誘拐され、夫は精液のサンプルを採られ、妻はへそに針を刺された。
その後、夫婦はいつの間にか元いた家の玄関付近に立っていた。
これがアブダクションの初出とされるが、その後もUFOによる誘拐事件は多発。
中には体内に異物を埋め込まれ、外科手術で取り出すと、地球の技術では到底つくり出すことのできないような物体があったケースもある。
アブダクション研究の第一人者である、デビット・ジェイコブ氏は、アブダクションを「エイリアンによる子孫繁栄計画」であるとする説を主張している。
進化しつづけた結果、生殖機能が退化してしまったエイリアンが地球人の生態調査を行い、同時に地球上で自らの種族の子孫を繁栄させるためサンプルを採取しているというのだ。
人間の体内に異物を埋め込むのは、発信機や生体データの採取が目的とも言われるが明確な証拠はないとされる。
だが、アブダクションが人々に知られるようになってからというもの、アメリカを中心として体内に異物を埋め込まれる人が出始め、取り出してもそれが何かわからない。
まったくもって奇妙な事件なのである。