夜中のあぜ道で牛の刻参りをしている白装束の女性に遭遇してしまい、追いかけられました。
私は必死に逃げたのですが、彼女は髪の毛振り乱して追ってきます。
何とか公衆便所に逃げ込み個室で鍵をかけ閉じこもりました。
いくら恐くても相手は女性ですし、扉を破られることは無いと思ったんです。
しばらく個室(洋式便所だった)に座って震えてましたが、特に何も起こることなく夜が明けました。
安心して扉を開けようとしたのですが、何か、重いものに当たって途中までしか開かないんです。
少しだけ開いた扉から外を見てみたら、扉の前であの女の人が白装束が首を吊って死んでいました。
扉は彼女の身体に当たって開かなかったんです。
恐かったです・・・。