たしかココに埋めたよな?

カテゴリー「都市伝説」

ひと昔前までは小学校などの卒業記念に、タイムカプセルを埋めるというのが定番行事となっていた。
しかし、タイムカプセルの中から出てくるのはそうした”懐かしいもの”ばかりではない。

山梨県在住の会社員・青木仁(仮名)氏は約10年ぶりに開かれた小学校の同窓会の席上で、友人たちとタイムカプセルの話をしていた。

青木氏:「なぁ、今から掘り出しに行って見ないか」

青木氏は仲間数名と母校の小学校へと向かった。

学校は前年に廃校となったばかりだったので、真夜中だというのに彼らは身を隠すことなく正門から侵入することができた。

青木氏:「たしかココだったよな?」

青木さん達は学校の裏手にある飼育小屋のそばを、スコップで掘り出し始めた。
しかしおよそ1メートルほど掘った時、彼らの表情は硬直した。

青木氏:「こ、これって・・・」

現れたのは子供の白骨化した死体だった。
それを見た瞬間、皆は思わず声をあげた。

皆:「あ、あ、あ、さ、佐藤くんだよ・・・」

実は彼らが小学校6年生だった頃、同級生の一人が行方不明となる事件が起きていた。
当時の大人たちは色めきたった。
が、結局、警察や地元青年団による懸命の捜索もむなしく、行方不明のまま時間だけが経過していったのだ。

やがて、彼の言葉でそのことを思い出した仲間の一人が、おもむろにこう呟いた。

仲間の一人:「なぁ。そういえばオレ達、タイムカプセルなんか埋めてなかったよな・・・」

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