昔、「左利きの人は一卵性双生児になりかけて左半身だけが残ると生まれる」とかなんとか、ロストツイン説ってのをTVでやってて丁度左利きだったから興味深く聞いてた。(半身が先に発達するから力が強いほうを利き手にしたがるとか何とか)
けど、そんな話親からは聞いたことないなぁと思いながら心の片隅に覚えてたんだ。
二十歳くらいの時に人生初の金縛りにあって、うわ本当に動かねぇわコレとか思いながら、ふと横に目を向けると700gくらいの肉の塊?(適当)があってよく見るとまだ形の出来てない赤ん坊みたいに見えた。
あぁ、これが水子なのかーなどと考えてた。
何故かあまり怖くはなかった。
かなりリアルだったけど、多分夢だと思う。
後になって男のところに何で水子が来るんだろう?と考えたけど深くは考えないことにした。
で、数日(一週間だったか半年だったか覚えてないけど夢のことを忘れていないくらい)してからたまたまテーブルの上に葉書が来てて、両親から一文字ずつとったであろう名前と、今年も無事供養終わりましたと書かれていた。
丁度いい機会なので、それが誰なのか親に聞いたら自分が生まれるより前にまだ性別の判別もつかない頃に流れた子がいたらしい。
なので、自分には本当は兄がいてソイツが死んで自分が残ったということなんだと思う。
流産が発覚して、程なくしてまた妊娠してたらしいので。
なんだけど、ロストツイン説って検索かけてもどこにも見当たらないんだよね。
トンデモ論だとは自分も思うけど提唱されたことくらいは残ると思うのに、それだけが腑に落ちない。