東日本大震災時、大津波により全電源の喪失に陥った福島第一原発。
津波が原発を襲って間もなく、自体の深刻さを察知したアメリカ政府から「原子力空母からの電源供給に協力するので、原子炉に海水を注入せよ」という旨の要請を受けていたとされる。
大震災の当日、津波が福島原発を襲った直後に米軍は偵察機を飛ばして、被害状況の確認を迅速に行った。
偵察機により、非常用ディーゼル発電機の燃料タンクが海に流され、全交流電源喪失状態に陥ったことを知る。
ポンプ系統の停止により原子炉の冷却機構が機能せず核燃料の溶融は時間の問題と判断したアメリカ政府は、直ぐに原子力空母を第一原発の近海へと向かわせた。
第一原発の原子炉は米国GE社の設計を基本としているため、設備構造は把握しており、原発に迫るリスクを予測することは容易であった。
そして、「原子力空母から電力供給を行うので海水を原子炉に注水せよ」という申し出を日本側に行ったのである。
しかしこの米国側の申し出を日本側は断る。
電力会社と政府のどちらの判断かは不明であるが、海水を注入する点がどうしても受け入れられなかった。
耐食性の高いステンレス鋼も、海水の塩化物イオンには耐えられない。
海水を注入すると廃炉が決定的されるので、米国の救援要請を断った。
つまり、国民の安全よりも原子炉の存続を優先させたのだ。
そして甚大な被害をもたらす原発の水素爆発に至る・・・。
この話は原発事故の恐ろしい噂として電力会社の関係者の間で語られている。
廃炉を恐れて、原子力空母から電力供給を断ったというのは本当なのだろうか?
真相は深い闇の中である。