ゴルゴ13で有名な『さいとう・プロダクション』の都市伝説。
『ゴルゴ13』は超一流のスナイパーであるデューク東郷の活躍を描くハードボイルド漫画で、1968年11月より『ビッグコミック』誌で連載を開始し、現在も終わる気配を見せない。
作品を産み出している、さいとうプロでは、分担制で漫画を執筆しており、武器を描く人、動物を描く人など担当が決まっているという。
代表である『さいとうたかを』先生は何の担当をしているのかと言うと、現在はキャラクターの「目」だけを描いているという。
分担制の話はこのようにネット上で語られる事が多いが、さいとうプロでアシスタントのバイトをしている方の話によるとさいとう先生は「基本的にキャラの顔を書いてる。たまに体も書く。」ということである。
ゴルゴ13中には現実の事件に交えて実在の国や組織、個人名がしばしば登場するので、作品を通じて世界情勢を覚えることができるという話があり、政治の世界に足を踏み入れた者は手始めにゴルゴ13を読破するという噂もある。
しかし、事実とは異なる設定であったり、脚色も強いので鵜呑みにはできない。
未だ終わりの見えないゴルゴ13であるが、最終回の原稿はすでに出来上がっており、さいとうプロの金庫中で日の目に触れるのを待っているとも言われる。
その最終回原稿であるが、実際には存在せず、最終回の草案を連載の初期段階で既に考えていたというのが本当のところらしい。
さいとう先生は当初、ゴルゴ13は10話程度で終わる作品と考えていた。
そのため、最終回の筋書きは連載の初期段階で既に考えていたのだが、思いのほか連載が長期化したため、その最終回の構想はとある回で既に使用されたという。