日常に潜む恐怖 体育館での怖い話 2014年7月12日 nuesoku 俺の三つ上の兄貴は気合の入った硬派で知られていた。 市内の工業高校では柔道部の主将を務め、学校でも一目置かれる存在だった。 そんなある日、夜十時くらいに病院から電話があった。 兄貴がボコボコにされて病院に担ぎ込まれたらし [続きを読む]
不思議体験 我が家に伝わる不思議な話 2014年7月12日 nuesoku 僕の住んでいる所は相当田舎で、だからというわけではないのですが各家に一つ程度怖い、または不思議な話があります。 「~さんとこの家の話はほんと怖いよねぇ」 「~ん家の話は聞いたことある?」 という風に、その辺の地域一帯でそ [続きを読む]
日常に潜む恐怖 つぶやく女の言葉 2014年7月12日 nuesoku 一年前のことです。 当時、ぼくは現役で合格し夜間の大学に通っていたのです。 しかし、その頃のぼくは新しい環境に馴染めず、毎日が暗い日々の連続で、しばらくして「こんな学校を卒業しても意味がない」という甘ったれた考えを持つよ [続きを読む]
不思議体験 美術室の赤ん坊の泣き声 2014年7月12日 nuesoku 学校につきものの怪談ですが、表に出ない怪談もあるのです。 わたしが転勤した学校での話です。 美術を教えているわたしは、作家活動として自ら油絵も描いていました。 住まいは1LDKの借家のため、家で大きな作品を描くことができ [続きを読む]
心霊・幽霊 幽霊が出る工場の真実 2014年7月12日 nuesoku あるフリーライターが、「幽霊が出る」という噂のある廃工場で、泊まり込みの取材をしたときのこと。 現場に着くと夜になっていて、「いかにも」という雰囲気の工場なのだが、門には初老の夜警さんがいた。 廃工場なのに夜警がいる・・ [続きを読む]
心霊・幽霊 私がお風呂のフタを外す理由 2014年7月12日 nuesoku これはOLとして働きながら、ひとり暮らしをしていた数年前の夏の夜の話です。 私が当時住んでいた1DKは、トイレと浴槽が一緒になったユニットバスでした。 ある夜、沸いた頃を見計らって、お風呂に入ろうと浴槽のフタを開くと、人 [続きを読む]
怨念・呪い 怒っている像 2014年7月12日 nuesoku 友人が離島出身である事を知り、その離島に海水浴がてら行きたいと持ちかけると、友人は二つ返事でOKしてくれた。 せっかく長い移動時間をかけるのだからと、友人宅への長期滞在を勧めてくれた。 着いて数日は、言葉に甘えてのんびり [続きを読む]
日常に潜む恐怖 写真屋さんが現像を渡さない 2014年7月12日 nuesoku ある病院に、残り三ヶ月の命と診断されている女の子がいました。 友達が二人お見舞いに来た時に、その子のお母さんはまだその子の体がベッドの上で起こせるうちに、最後に写真を撮ろうと思い病気の子を真ん中にして、三人の写真を撮りま [続きを読む]
心霊・幽霊 トイレのノック音の怖い話 2014年7月11日 nuesoku 彼は病院で仕事してるんすけど夜夜勤で働いてたら、ドアがトントンとノックされたとのこと。 「はい?」 でも返事がない。 自分以外にもまだ誰か残ってるのかななんて思いながら無視してるとまたトントン。 「誰ですか?」 また返事 [続きを読む]
不思議体験 研修センターでのトイレ 2014年7月11日 nuesoku 私が警備員のバイトをしていた時の話です。 転属先はとあるホテルで、夜間の勤務シフトは二人でやってました。 そこで警備会社のNさんと知り合ったんですが、そのNさんが体験した話です。 数年前、ある家電メーカーで働いていたNさ [続きを読む]