カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

壁の中の口

今思うとくだらない話なんだが、当時は死ぬほど怖かった話。 5、6歳の夏の日の話だ。 近所に友達なんていなかった俺は家の近くで一人で遊ぶのが日課みたいになってた。 その日も地面の蟻を観察したり草むしったりして遊んでた。 そ [続きを読む]
カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

なんだあのブスは?

私が、よく使うトンネルでの事をお話します。 その歩行者用のトンネルは、地下を通る道で出入り口は坂になっており、トンネルの中は照明もありません。 昼間だと道も長くて薄暗く、丁度その出入り口を見ると不自然に明るくてなんだか不 [続きを読む]
カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

召喚魔術してみた

現在高校三年生の俺は二年前の夏休みに当時小5の弟と共に召喚をしたって話。 昔から変なモノをよく見てたが、俺達の霊感はそこまで高くない。 ふっと見えるレベル。 憑依もされたことないし、相手側に気づかれることも多分ない。 で [続きを読む]
カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

開かずの襖(ふすま)が開く

※長文です。 俺の実家、岩手県のとある地方なんだけどさ、毎年帰省するんだけどね。 よく田舎って「本家」みたいなのがあるのは分かるかな? その一族の本家っていうかさ、要は親戚縁者を統括する家みたいなの。 血筋の出所って言え [続きを読む]
カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

有刺鉄線の向こう側

小学生の時の記憶。 私の育った町には昔、林があった。 ただ、その林は少し変わっていて、林の中に入って途中まで行くと、ある部分を境に突然竹林に変わっている部分があった。 その竹林の前には有刺鉄線で柵が作られて、中に入る事が [続きを読む]
カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

渋谷にある漫画喫茶にて

先週の話。 ビルの七階にある漫画喫茶に行って帰る時、エレベーターずっと待ってるのに・・・満員で下に降りれなかった。 イライラして店員さんに「非常階段を使ってもいいですか?」って聞いたら「ダメです!!」と即答されたんだけど [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

仮想家族

最近記憶が曖昧だ。 ある日家に居ると「ただいま!」っと元気な女の子が入ってきた。 はぁ?っとか思っていたら、家の中の勝手を良く知っていて食器棚のおかし入れからおやつを出し、ジュースをついで美味しそうに食べてる。 「どうし [続きを読む]
カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

一ヶ月ほど放置して・・・

ある日、友人数人と私の家の周りで遊んで隠れんぼをしようということになり、N君が鬼になりました。 私はとっておきの隠れ場所を知っていて、そこに隠れる事にしました。 そのとっておきの場所とは、田んぼの土手にあった、古い防空壕 [続きを読む]
カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

事件に関する重要な記録

事件に関する重要な記録をここに公開する。 ICレコーダーによる記録である。 吹き込まれた声は基本的に可美村(かみむら)緋那(ひな)のものだけである。 彼女は警視庁の刑事であると共に、IZUMO社航空機墜落事故の唯一の生存 [続きを読む]
カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

いざって時はやっぱりチキン

飲み会終わって終電に乗った時の話。 帰宅ラッシュとは逆方向だったんで、めちゃめちゃ空いてた。 しばらくしたら車両に俺とくたびれたサラリーマン風おっさんの二人だけになった。 俺とそのおっさんはお互いそれぞれ車両の両端のシー [続きを読む]