日常に潜む恐怖 遺体を処分してくれた 2015年8月15日 nuesoku ※長文です。 昭和初期の話。 ある地方の山村に一人の少年が住んでいた。 歳は十一才。 お父さんは戦争に狩り出され、お母さんと二人暮らし。 もともと内気で人見知りしがちだった少年は友達がいない。 山の中、一人で遊ぶのが日課 [続きを読む]
怨念・呪い この先一生恨まれ続ける 2015年6月13日 nuesoku ※長文です。 私の故郷に伝わっていた『禁后(パンドラ)』というものにまつわる話です。 どう読むのかは最後までわかりませんでしたが、私たちの間では『パンドラ』と呼ばれていました。 私が生まれ育った町は静かでのどかな田舎町で [続きを読む]
怨念・呪い 開かずの襖(ふすま)が開く 2015年6月9日 nuesoku ※長文です。 俺の実家、岩手県のとある地方なんだけどさ、毎年帰省するんだけどね。 よく田舎って「本家」みたいなのがあるのは分かるかな? その一族の本家っていうかさ、要は親戚縁者を統括する家みたいなの。 血筋の出所って言え [続きを読む]
怨念・呪い この紙、何か描いてね? 2015年5月20日 nuesoku ※長文です。 高校生時代、陸上部で短距離走をやっていた俺は、夜学校が閉まってからも練習をする熱心なスポーツマンであった。 といっても、学校内に残って練習するわけではなく、自宅周辺の道路を走るのである。 中でも練習に好都合 [続きを読む]
心霊・幽霊 コンクリートの下に埋まってるよ 2015年5月11日 nuesoku ※長文です。 実際に自分が体験した話。 10年来の友人にEちゃんという、ものすごく霊感の強い子がいる。 どのくらい強いかというと、幼い頃から予言めいたことを口にしていて、それが口コミで広がり、わざわざ遠方からEちゃんを訪 [続きを読む]
心霊・幽霊 絶対に使いたくない部屋 2015年4月21日 nuesoku ※長文です。 これは2年前、当時中学3年生だった時の出来事。 父親の仕事の関係で茨城にある筑波市という所に引っ越した。 正直3年生のこの時期に転校なんて最悪だと思っていたけど、仕事では仕方ないと半分気分は落ち込んでいた。 [続きを読む]