イギリスの観光名所、カノックチェースで目撃される「黒い目のこどもたち」の都市伝説。
「この黒い目の子ども(Blackeyedkids)は30年前からこの場所で繰り返し目撃されています」
そう語るのは、カノックチェース出身の超常現象ジャーナリスト、リー・ブリックレイ氏。
黒い目のこどもたちの特徴はその名のとおり、目が真っ黒であることだ。
健康体の人の眼であれば、白目の部分は白い色であるがこの部分が一切ない。
真っ黒な虹彩がしかないか、目が陥没しているような不気味な見た目をしているという。
頭はまるで首を吊られた人のように不自然に傾いている・・・という目撃情報もある。
見た目は10歳前後であることが多いが実際の年齢はわからない。
他の都市伝説では黒い目のこどもたちがハロウィンの時のこどもたちのように集団で家に訪ねてきたという話もあるという。
集団の黒い目のこどもたちは都市伝説の本家イギリスではなく、アメリカで目撃されることが多いそうだ。
アメリカでは彼らのことを「BlackEyedKids」、略して「BEK」と呼んでいるという。
30年前から今まで語られている都市伝説ということは日本でいうところの、口裂け女みたいなものなのだろうか。
最後にBEKの目撃情報をご紹介しよう。
■黒目のこどもたち目撃情報
「2カ月ほど前、心霊スポットとしても有名なバーチェス谷を娘と歩いていると、子どもの悲鳴が聞こえてきました。その声がする方へ向かって走りましたが、見つからず、立ち止まって呼吸を整えていた時に振り向くと、10歳にも満たないくらいの少女が両手で目を覆って立っていたのです。叫んだのが彼女だったのかどうかはわかりませんでしたが、私は安否を尋ねました。すると彼女は無言で両手を下ろし、目を開けたのです。その目が真っ黒だったので私は驚き、思わず娘を抱き寄せましたが、勇気を出してもう一度見ると、少女は既に消えていました」