受話器を爪で叩きだし

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

今から3~4年前、頻繁にイタ電が掛かってきました。
決まって夜中で無言でした。
最初は出て俺が速攻で切ってたんだけど、何回も掛かってくるので腹立ってきて、今度からからは向こうが切るまで粘ってやろ思ってました。

んで、またいつものごとく掛かってきて、30分ぐらい経ってちょっと限界来たんで、俺が「毎日大変やのう?電話代も掛かるし何やねんワレ?」みたいな事言ったら、急に受話器を爪で叩きだしてきて、小声で何か言い出してきやがった。

何言ってんのかは全然分からなくて、ちょっと気持ち悪くなってきて、それからは電源切って寝るようにしてました。

んで、2~3週間経って、もう大丈夫だろうと思ってたら、またその日に掛かってきました。

んで、アホみたいやけど俺キレちゃって、「お前なんやねんマジで!俺ん事見てんのか?文句あんねんやったら直接来いや?」みたいな事と、携帯は彼女と数人のツレしか教えてなかったんで、「家電ばっか掛けてこんと、携帯にも掛けれるもんやったら掛けてみいや!」て言ったら、すぐに携帯に掛かってきて、聞いた事のない男の声でめっちゃデカい声で『見てるよぉ!!!!』って言ってきました。

それっきり電話は嘘みたいに止みましたけど、結構ビビりました(笑)

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