
先週の月曜の話だけど、マンションに戻って自分の部屋のドア開けたら、ガリガリに痩せた青白いおっさんが凄い形相で目の前に立ってた。
で、すごいこっち睨んでた・・・。
すごい顔だった。
目が、すごくでかいの。
痩せてた上にそれだから、顔の半分くらい目だったような気がする。
いや顔の半分はありえねーだろ、とか思っただろ?
ところが、そいつには、口が無かった。
マジでビビった。
あるべき場所に無い。
鼻の下からつるん、と首につながってた。
ヤバイ。
その顔がいきなり目の前。
本当に脊髄反射でドア閉めた。
ドア閉めた後も、その顔が脳裏にこびりついて離れなかった。
結局その後本屋とか行って、友達呼んだ。
本当の理由は言えなかったけど。
友達を最初に部屋へ入れたけど、もう何もいなかった。
部屋の中はいつもと全く変わらなかった。
とりあえずゲームやって徹夜した。
それから今まで、夜中に聞こえる物音がすごい気になるようになったけど、それ以外の変化は無い。
でも何かの見間違いってことは有り得ないと思う。
今でもハッキリと思い出せる、あの有り得ない顔。
これがホントの死人に口無しか。
あぁ、なんか今も後ろから睨んでるような気がする。
マジ怖いよ。
霊感とか全然無いし、なんであんなんが見えたのかわかんない。