私は普通の人よりは霊感があるのだが、そんな私がついこの前体験した。
お盆だったので彼氏と一緒に私の父方のご先祖様のお墓参りみたいのを行ったんだ。
普通に手を合わせて、そのあとは祖父母と談笑。
祖父母は農家をやっているのだが、彼氏がスイカが好きで、スイカをまるごと二つ貰った。
その帰り、車を運転してると彼氏が眠いと言い始めた。
急遽車を停めたら彼氏が寝てしまった。
私は直感で霊に入られたと思いました。
彼氏に入ってる霊に話しかけた。
私:「あなたは○○じゃないね??」
彼氏が頷く。
因みに○○は彼氏の名前。
私:「ここは貴方のいる場所じゃない。帰りなさい。」
頷く彼氏。
だが、頷くだけで一向にでる気配がない。
プチんと切れた。
私:「今すぐでていかないなら九字切りするぞ。」
そう宣言し、手をかけた瞬間彼氏が目覚めた。
私:「大丈夫??」
彼氏:「大丈夫。大分スッキリした。」
そう言いまた車を走らせた。
しかし、まだ終わってなかった。
また彼氏が眠いと言い出したのだ。
また路肩に車を停め彼氏は眠ってしまった。
私は油断した。
と思ったのと同時にいつもなら払えてるのに何故?という疑問が浮かんだ。
私は数珠を取り出し払い始めた。
30分位やっただろうか。
彼氏が起きた。
第一声が怖い夢をみたと言っていた。
夢は、真っ白い部屋に何人も人が倒れている。
しかもみんな首から上がない。
そして目の前に鬼が現れたそうだ。
その鬼は真っ青な肌に人間らしい顔だったそう。
そして鬼が「お前は・・・・。」と言いながら倒れている人の頭を食べたらしい。
彼氏は次は自分だと思い食べられそうになった瞬間に起きたらしい。
まぁ、鬼が相手じゃ敵うわけないと思いながら帰宅。
祖父母から頂いたスイカを見たら二つとも真っ二つにヒビが入っていた。
そして不思議なのはそのスイカを車の外に出して、寿司を食べ戻ったらスイカがなくなっていた。
拾った人。
そのスイカは食べない方がいいぞ。
私が思うに、そのスイカは私達を護ってくれたやつだから。