4歳の時に両親と弟と一緒に寝室いた。
両親も弟も完全に寝てたけど俺は全然眠くなくて天井をボーッと見てたりした。
天井見てるのも飽きたのでなんとなく布団にもぐってみた。
でも、すぐに暑くて息苦しくなって布団から顔を出したら天井の板が1枚外れていて、でかい目玉が一つジッとこっちを見ていた。
怖くなってまた布団かぶって「こわい、こわい!なにあれ!?」とか思っていると声がする。
俺がバタバタしてるのに気づいて親が起きたのか、とも思ったが声がするのは親がいるのと反対側の壁の方と俺の頭の方。
ちなみに俺の布団は壁にほとんどくっつけて敷いてあったから人間が入る隙間はない。
声のする位置も随分低いところからで床から首だけ生えて話してるか、人形くらいの大きさの人間が話してるかって感じ。
超早口でいくつもの声がペチャクチャ言ってるので何言ってるのかさっぱりわからず怖かった。
たまに笑い声とかもしてた。
壊れた人形のような笑い方、って印象の笑い方だった。
俺は結局布団かぶったまま寝ちゃったようで気づいたら朝だった。
あれは夢だったのかな・・・とも思いつつ、昨日のあの一件から3時間程度までの記憶を遡ってみたがはっきりしてるし、夢ではない感じ。
その3時間程度の記憶ごと夢の可能性もなきにしもあらずだったので念のために母親に確認をしてみると記憶と一致していた。
その日の夜も同じように試してみたけど目玉も声出なかった。
目玉はもしかしたら丸い蛍光灯を見間違えた可能性もあるが、その後の声は本当に謎。
それ以降はずっと何もなくて小学生の頃に一度ちょっと変な事があった程度だったが、中学生になった頃からラップ音やら金縛りやらなんか変なのがいたり通り過ぎたりってのが結構あった。