今年の夏に函館から札幌にバイクで出かけた。
途中でカニ飯とカレーパンを食べた。
そこから大きな峠があるんだが、峠の途中で眠くなって適当に横路に入り、持ってたシートを敷いて昼寝していた。
疲れてたのか結構な深く眠りこけていたが、近くで車が止まるような音がしておっさんの声で「暗くなっと峠道危ねえから、早く行け」と言われて目を覚まして起き上がったが誰もいない。
寝ぼけたのか?と思ってバイクのエンジンをかけようとしたら、バランスを崩してバイクごと倒れかかってしまった。
寝起きもあって足もふらついた。
うわ倒れる!と思ったが誰かが後ろを支えてくれた。
声かけてきたおっさんかと思い「あざーす」と言いながら、振り返ったら禿げて日焼けしたおっさんが消えて行くところだった。
午後16時のまだまだ明るい時間にも幽霊って出るんだな。