迷ったけどここで。
小学生高学年くらいの時、実家での不思議な話。
その日はタオルケット一枚で寝てたから、夏だったとおもう。
いつものようにお仏壇のある畳の部屋に、敷布団を敷いて妹と2人で寝てた。
私たちが寝てる部屋の、隣の部屋は襖で仕切ってて、TVとかコタツ机がある部屋があるのね。
寝てる時は襖を半分開けて風通し良くしてた。
その日、やけに目覚まし時計の針がカチカチうるさくて夜中にぱちっと目が覚めた。
目が覚めてから、「うるさいなー、、もう時計の電池抜こう!」と起き上がってゴソゴソしてたんだけど、あれ?電気全部消してるはずなのに手元が見える・・・コタツ机のある部屋の方がやけに明るい。
明るい事に気が付いてしまうと心臓が破れそうなくらいドキドキした。
明るい方の部屋をみた。
そしたら無数の青白い火の玉??みたいなのがふわふわしてるのね。
10個はいたと思う。
びっくり!ってなって急に怖くなってすぐにタオルケットに包まって、また恐る恐る火の玉の方をみるとやっぱりいっぱいいる。
見間違いじゃないし、夢でもない・・・と思う。
そっと天井に向き直す。
そしたら、今度は天井いっぱいの大きさの顔だけが見えた。
実際には見えたってより、感じた?カメラのシャッターとかで眩しい時に残像みたいなの見えるよね?あんな感じで残像みたいなのが見えた。
しかも顔がなんか怒ってる男の人(の様に感じる)ってのは分かった。
怖くなりすぎっちゃって瞬時に妹に絡みついた。
妹はすごく暑苦しそうに押しのけてきたけど怖すぎて離せない。
ガチ絡み。
結局ずっと目をぎゅって閉じてたら朝になった。
妹からは昨日うるさかったー!と怒られ、火の玉とおじさんの顔を見たんだってば!と説明したら鼻で笑われた。
そのお仏壇の部屋では良く天井から走る様な足音聞こえたり、(ネズミかも)金縛りにあったり、なんかよくわからないものに触られたりは良くしてた。
ちなみに関係あるかわかんないけど隣がお寺。
火の玉って本当にいるのかな。青白い火の玉とか害ないんですかね・・・。
何年たった今でも、今だにあのなんとも言えない青い光を思い出す。
思えば綺麗だった。
当時の私にとっては怖すぎたけど書いてみると対したことないね。