うちのばあちゃんの不思議な話。
うちの一家は今住んでいる家じゃなく、街中の2階建ての別の一軒家に住んでた。
そんときは母親・父親が2階。
じいとばあが1階を寝室に使っていた。
とある夜中に、まだ起きていた母親と父親の部屋にばあちゃんがやってきた。
なんとなく不安そうな面持ち。
どうしたのか聞くと、「窓の外から部屋の中を誰かがみてる。怖くて怖くて眠れない」という。
強盗かなんかか?と思って父親が見に行ったけど、窓の外には誰もいないし、じーちゃんは熟睡してる。
「誰もいないよ」、と言ったのだが、ばあちゃんは頑として言う事をきかず「誰かが部屋の中をじーっと見ていた。怖くて眠れないから、すまないが今日はここでねかせてほしい。」というので、承知して父親はその夜じーちゃんと、母親はばあちゃんと眠った。
次の日、家でばあちゃんが家で家事をしていたら、電話がかかってきて、秋田にいるばあちゃんの母親(自分からしたらひいばあちゃん)が昨夜亡くなったとの事。
この話は母親から聞いたんだが、「そんときばあちゃんの所に、ひいばあちゃんが会いに来たのかもしれないね」とか言っていた。
ばあちゃんに今聞いてもぼけちゃってるから覚えてないだろうなぁ・・・。